「勢いを与えてくれる投球を」
侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督が8日、「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」の前日会見に登場。2019年の初陣となる9日のメキシコ戦の先発マウンドをDeNA・今永昇太に託すことを発表した。
今永はDeNAの大卒4年目左腕で、昨季は大不振に苦しんで4勝11敗、防御率6.80という成績に終わったものの、2017年はチームトップの11勝を挙げてポストシーズンでも快投を見せたことが記憶に新しい。
復活を期す今季はここまで順調な調整を続けており、オープン戦でも2試合・8回を投げて防御率1.13と上々の成績。逆襲を期すシーズンを前に、代表戦のマウンドで弾みをつけたいところだ。
稲葉監督は「チームに勢いを与えてくれる投球に期待」と語っており、今永本人も「初球、第1球目から意識してやっていきたい」と意気込みを語っている。
また、4番には巨人・岡本和真を指名。「将来的にはジャパンの4番を目指してほしい」と期待をかける22歳の若き大砲に大役を任せた。
ENEOS 侍ジャパンシリーズ 2019
▼ 大会名
ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 「日本 vs メキシコ」
▼ 日程
3月8日(金)公式練習
3月9日(土)メキシコ(ホーム) vs. 日本(ビジター)
3月10日(日)日本(ホーム) vs. メキシコ(ビジター)
▼ 会場
京セラドーム大阪
▼ 大会規定
(1)公認野球規則に準じる。
(2)全試合DH制を採用。
(3)大会使用球はWBSC公認球とする。
(4)同点の場合、9回打ち切りとなり引き分け。
(5)コールドなし。
(6)ベンチ入り選手28名以内。