ニュース 2019.03.09. 11:45

元NPB助っ人・メンドーサが凱旋登板「決勝戦のように投げたい」

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稲葉監督と握手を交わすメンドーサ

かつて日本ハム、阪神でプレー


 9日から大阪で開幕する「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」の前日会見が8日に行われ、侍ジャパンとの戦いに挑むメキシコ代表からはダン・フィロバ監督と、第1戦で先発するルイス・メンドーサ投手が出席した。

 フィロバ監督は開口一番、「私たちの来日の目的は勝つことです」と力強く語り、「良い準備ができているので、良い結果を出したいです」とコメント。侍ジャパンについては、「足が速い選手が多いので、できるだけ出塁させないようにしたい」と警戒するポイントを挙げつつ、「タレント揃いのチーム。非常にリスペクトしています」とした。

 初戦の先発には、かつて日本のプロ野球でプレーしていたルイス・メンドーサを指名。「経験ある投手でコントロールも良い。大いに信頼しています」と隣に座るベテランに期待を寄せる。

 そのコメントを受けたメンドーサも、「日本での経験があるので、知っているプレーヤーもたくさんいます。100%のエネルギーで投げていきたいです」と闘志を燃やし、「大きな大会の決勝戦のように戦いたい。そしてチームの信頼を得たいです」と意気込みを語った。

 勝手知ったる日本での登板について聞かれると、「日本での経験もそうですし、ピッチングの経験については稲葉監督よりもあると思います」と笑顔。「近藤(健介)や西川(遥輝)といった元チームメイトがいるのも楽しみですし、日本のランナーは出塁するとうるさいので、なるべく出塁させないようにしたいです」と語っている。

 最後に、来年に迫ってきている『東京五輪』について、メンドーサは「出たい。オリンピック選手として東京に戻って来られたら最高」とし、「チーム全員がまた日本に戻って五輪でプレーしたいと思っています。メキシコには才能あふれる選手がたくさんいて、MLBやNPBにタレント揃いのチームなので、『プレミア12』で一番になって五輪に出場できたらいいですね」と“この先”についての想いも明かした。




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