吉田正は前夜の第1戦でも先制打
野球日本代表・侍ジャパンが、メキシコ代表との強化試合・第2戦(京セラD大阪)の1回裏に、4番・吉田正尚(オリックス)の満塁弾などで一挙5点を先制した。
侍ジャパンは1回裏、「1番・遊撃」でスタメン起用された吉川尚(巨人)が、中前打と二盗でチャンスメイク。その後、2四球で無死満塁とし、この試合4番に入った吉田が、先制打となるグランドスラムを右翼席へ運んだ。
侍ジャパンの新4番は「打ったのは低めの真っすぐ。しっかり自分のスイングができました。先制点のチャンスだったので、積極的に強く振ろうと思い打席に入りました」とコメントした。
吉田正は5番に入った前夜の第1戦でも、初回に先制となる中前打をマーク。2試合連続の先制打で、本拠地ファンを沸かせた。
侍ジャパンはさらに、6番・大山(阪神)の四球と盗塁などで再び二死二塁の好機を作り、この試合スタメンマスクを被る8番・田村(ロッテ)が、5点目となる中前適時打を放った。