シュートが冴え、凡打の山を作る
侍ジャパンの原樹理投手(ヤクルト)が10日、メキシコ代表との強化試合第2戦(京セラD大阪)で、2回1安打無失点の好投を見せた。
原は初回、1番のI.ロドリゲスにいきなり3ボールとしたが、そこからフルカウントまで持ち込み最後は遊ゴロに仕留めた。二死から3番のV.メンドーサに左前打を許したものの、第1戦で4打数4安打の4番・メネセス(オリックス)は中飛に退けた。
5点リードとなった2回は、武器であるシュートが冴え、5番・フアレスは三ゴロ。6番のB.エルナンデスは遊飛。最後も7番・ペレスを詰まらせ、難しいハーフバウンドの遊ゴロを吉川尚が華麗に処理した。
原は2回27球を投げ、1安打無失点と好投。遊撃・吉川は2回までに4つの打球を処理し、原の好投をアシストした。