2019.03.14 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 3 | 終了 | 4 | 読売ジャイアンツ |
ヤフオクドーム |
両軍の開幕投手が好投
ソフトバンクの千賀滉大投手と巨人の菅野智之投手が14日、ヤフオクドームで行われたオープン戦に先発登板。千賀は7回88球8奪三振、菅野は6回68球6奪三振、いずれも無失点と圧巻の投球を披露した。
開幕投手が内定している両エースによる投げ合いは、お互いに5回まで一人の走者も許さない白熱した展開に。先に走者を出したのは菅野で、6回の先頭打者・松田宣浩にボテボテの三ゴロで出塁を許すと、ワイルドピッチの間に二塁進塁。続く牧原大成も打ちとった当たりが内野安打となり、その後、無死二三塁のピンチを背負うが、9番・甲斐拓也を空振り三振、1番・上林誠司を二飛、2番・今宮健太を三ゴロに打ちとるエースの投球でピンチを切り抜けた。
一方の千賀は7回二死まで一人の走者も許さなかったが、巨人の3番・丸佳浩のショートへの当たりが内野安打となってしまった。それでも盗塁を試みた代走・立岡を“甲斐キャノン”で封じ、8回を21人で終えた。
その千賀は降板後、「前回よりもバランス良く投げる事ができた。ツーシームを多く使うこともでき、バッターの反応も確認できました。7回無失点という結果は満足していますが、開幕まで残り2週間、もっと状態が良くなるようにしっかり調整していきたい」とコメントし、気を引き締めた。