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DeNAの本拠地ハマスタが魅力的に進化!岡村社長「横浜の新名所に」

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3つの新設エリア


 東京五輪を見据え、2017年から2020年にかけて段階的に進められている横浜スタジアムの大規模な増築・改装工事は、去年の人工芝の張替え、ベンチの改装、シートの全席ブルー化に続き、今年も3つの大きな改装がほぼ完了。その増築・改装部分が、16日から始まるオープン戦に先駆けて、報道陣や一部ファンクラブ会員にお披露目された。


新エリア「ウィング席」


 まずはライトスタンド4階部に「ウィング席」が完成。約3500席のシートにはカップホルダーも装備され、広さも十分。スタンドの角度は約30度で、最上部は高さ31メートルとなっており、これはビルの8階の高さに相当する。グラウンド全体を俯瞰できるため、各ポジションの動き方などをチェックしながら観戦するには、うってつけのエリア。車イス席もこのエリアに5つ増設され、2基あるエレベーターで移動することもできる。また、センター寄りの最上部からは日本大通りが眼下に広がり、その先には横浜港も見渡せるプチビュースポットになっている。



フードエリア「BAYSIDE ALLEY」


 ウィング席の下部にあたる3階に、ベイスターズのオリジナルフードやドリンクを中心とした5店舗が集まった「BAYSIDE ALLEY(ベイサイド・アレイ)」もオープンする。代表的なメニューは、以前から好評を得ている“青星寮カレー”を使用したカレーパンや、ベイスターズラガーを隠し味に使用し、ハーブの香り豊かな、ボリュームたっぷりの骨付きチキン“ベイチキンレッグ”、さらにジューシーなマグロを味噌だれで味付けした、日本人好みの“ベイマグロ”。いずれも球団オリジナルビールにピッタリの逸品だった。




個室観覧席「NISSAN STAR SUITS」


 バックネット裏には、横浜らしさが漂うレンガ張りの4階建て新スタンドが新設。ラグジュアリーなエントランスには、スポンサーである日産のスカイラインが展示され、3,4階部には、豪華な個室観覧席「STAR SUITS(スタースイート)」が設けられた。


全室バルコニー付きで、最大16人で利用可能な大部屋に加え、10名、8名と人数に合わせて計30部屋が誕生。まるでホテルと見間違えるかのような内装で、“横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ”がすべてのサービスを提供する。

 これは横浜ベイシェラトンにとっても初の試み。星型の卵焼きを飛騨牛で覆った“飛騨牛入り 特製スター巻き”や、アルファベットのBを形取ったバンズが特徴的な“特製Bバーガー”など、シェラトンとベイスターズのオリジナルコラボレーション料理を味わうこともできる。


 さらに、オープンエアーが気持ちいい全長約80メートルの屋上も新設。ウィング席と同様の高さ31メートルとなっており、天候によっては富士山も眺められるようだ。これはまだ検討中だが、今年中に観戦エリアを用意し、チケットを販売する可能性もあるというので期待したいところ。また、グラウンド寄りに設置してある一見普通のガラスは、実はビジョンになっており、スタンドからはメッセージや動画が映されるが、内側からは透けて見えるのだから驚きだ。


コミュニティボールパークとして


 岡村信吾代表取締役社長は「素晴らしいものができたと実感している」と満足げな表情を見せ、「横浜の新しい魅力をここから発見して、世界に発信して行きたい」とコメント。2020年の来年にはレフトスタンドの上部のウィング席と、スタジアムを一周できる回遊デッキが新設され、大改装は完成となる。東京オリンピックの会場として、世界に発信する「コミュニティボールパーク」が、段々と形になってきた。


取材・文 = 萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)
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