◆ 実戦デビューから11イニング目で初失点
DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手が16日、ソフトバンクとのオープン戦(横浜)に先発登板。3回に3ランを浴びるなど、6回6安打4失点で降板した。
初の本拠地・横浜スタジアムのマウンド。初回はテンポよく3者凡退、2回は先頭の4番・柳田に中前打を許したが、続くデスパイネを空振り三振に仕留めるなどゼロを並べた。
しかし0-0の3回、二死一、三塁のピンチを招くと、3番・グラシアルにカットボールをライナーで右翼席へ運ばれた。5回は先頭打者への四球をきっかけに一死二塁とされ、1番・牧原に4失点目となる右前適時打を許した。
先制弾のグラシアルは「打ったのはカットボール。追い込まれてたので逆方向を意識してました。しっかり芯で打てたし、いいスイングが出来ました」とコメント。キャンプ中の実戦から10イニング連続0封だったルーキーに初失点を付けた。
上茶谷は6回91球、6安打4奪三振1四球4失点の内容で降板。これまでの実戦3試合は、計8イニングで1安打無失点と完璧だったが、2年連続日本一の打線は甘いボールを見逃さなかった。