開幕2戦目、古巣・オリ戦先発へ視界良好
日本ハムは17日、東京ドームでアスレチックスとプレシーズンゲームを行い、1-5で敗れた。打線は振るわなかったものの、2番手で登板した金子弌大投手が、4回3安打無失点9奪三振の快投。新加入右腕が見せ場を作った。
日本ハムの先発は有原。右腕は3回に5連打を浴びるなど、4回7安打4失点で降板した。オープン戦では好調だった打線も6回までゼロ行進。好機を生かせない展開が続いた。
見せ場を作ったのは、5回から登板した金子。最初の回のアウトをすべて三振で奪うと、6回以降も圧巻の奪三振ショーを展開した。真っ直ぐの制球、変化球のキレともに抜群で、毎回となる9奪三振。4回75球、3安打無失点の快投で出番を終えた。
金子はオープン戦でも3試合に登板し、防御率2.57と安定。先発登板が内定している開幕2戦目、古巣・オリックス戦に向け、順調に調整を進めている。
打線はあと一本が出ない展開が続いていたが、7回に9番・中島が3盗塁目となる二盗を決めたあと、1番・浅間が中前適時打を放った。しかし、反撃は1点止まり。8投手をつぎこんだアスレチックス投手陣を崩せなかった。