上達に繋がる野球ノートは欠かさず提出
市川シニアでは野球ノートの記入を徹底している。これは野球ノートを書くことで、毎日日々の練習に向き合うことができ、継続することで心の支えになるからだ。3年間書き続ければ、その量は10冊近くになるという。練習で見つかった課題を忘れないため、毎日自分と向き合うためにとても必要なアイテムだと宇野監督は語る。平日の自主練習は「ゴールドジム浦安千葉店」で懸命にバットを振りこむ子どもたち。グラウンドを使用できる限られた時間では実戦的な能力を高め、グラウンド外では己と向き合う時間を有効的に使う。高校野球という華やかな舞台に向け、今できる一瞬一瞬を悔いなく過ごす。その積み重ねがどんな過酷な状況に遭遇しても動じない「覚悟」に繋がるはずだ。
(取材・撮影:児島由亮)