ニュース 2018.11.07. 17:22

【少年野球2.0】フューチャーズリーグ、少年野球の「未来の姿」を求めて

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「フューチャーズリーグ」では、投手の球数制限を実施している。攻守交替のたびに「〇〇投手、この回は25球、合計55球です」という風に場内放送でアナウンスしている。場内アナウンスは父母の負担軽減のために、プロを雇っている。

ボーイズ、リトルシニア、ヤング、ポニーの各連盟は、申し合わせによって投手のイニング制限や登板間隔の規定を設けている。一応、投手の酷使対策をしているのだが、イニング制限では投手の酷使を完全に予防することはできない。制球が悪かったり、打ち込まれたりすれば、1イニングでも30球、40球と投げてしまう選手が出てしまうからだ。それは関係者も理解しているが、すべての試合で球数をカウントする係員を配置するのは難しいために、各連盟の公式戦は次善の策として球数制限ではなく、イニング制限になっているのが現状だ。


しかし、実際に球数制限をしてみると、意外にスムーズに運用されている。両チームの監督は、2年生は60球、3年生は80球に達した段階で投手を交代させていた。球数制限は案外難しくない、という印象だ。

「フューチャーズリーグ」は、選手に試合経験を積ませる機会ではあるが、同時に選手の健康面や将来により配慮した「新しい少年野球」の方法論を、各チームの指導者に実感してもらう良い機会にもなっている。
こういうスタイルのリーグ戦が、全国で行われれば、少年野球の改革は進み「野球離れ」を食い止める一助になると思った。(取材・文、写真:広尾晃)

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