ニュース 2019.02.13. 12:54

野球ギアの達人が教える!これから軟式野球デビューする小学生向け「グローブ」の選び方

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——お子さんが野球をはじめるご家庭で初めに購入を考えるギアがグローブだと思います。初めて購入する際に抑えておきたいポイントを教えてください。
清水「グローブを購入する際に抑えておきたいポイントは二つあります。『大きさ』と『革の質感』です。お子さんの手が小さいからといって小さめのグローブを購入するのは止めておいた方がいいでしょう。なぜならグローブを小さくすればするほど捕球の難易度が高くなってしまうからです。まずはボールが捕りやすい大きめのグローブを購入することをオススメします」。

——大きなグローブを使うとグローブを持つ手に「グローブが抜けないように!」力が入ってしまうため、余計な力みを生んでしまうためあまりよくないという話を聞いたことがありますが?
清水「もちろんそうなのですが、野球を始めたばかりの頃はとにかくボールが捕れないと面白くないですよね? ですから初めのうちはまずは大きめのグローブでボールが捕れる確率を上げて野球の面白さを体感してほしいと思っています。ですので、ある程度野球に慣れたり、ボールが普通に捕れるようなってからグローブのサイズを小さくしていくのがいいと思います」。

——なるほど! ではどんなモデルがオススメになるのでしょうか?
清水「オススメなのが『SSK』の【スーパーソフト】(定価12,800円+税)というモデルになります 。子どもがグローブに手を入れて握りやすい設計になっていまして、かつ革の質感も非常に良いです。
『SSK』の【スーパーソフト】(定価12,800円+税)

同様に『ローリングス』の【HYPER TECH】(定価12,500円+税)も非常に良いグローブです。2018年から売り出しているのですが、店頭でも人気が高いモデルです」。

『ローリングス』の【HYPER TECH】(定価12,500円+税)

——2つのグローブとも軽くて使いやすい印象ですね。

清水「そしてやはりミズノが王道ですね。【ダイアモンドアビリティ】(定価12,500円+税)は子どもたちの憧れのプロ野球選手のモデルが多数用意されています。テレビで観ている選手と同じグローブを使えるって子どもたちにとっては凄く嬉しいことだと思います。大きめに作られているので捕球もしやすいです」。

『ミズノ』の【ダイアモンドアビリティ】宮崎敏郎モデル(左)と内野手Kモデル(右)(共に定価12,500円+税)

——グローブの型にこだわる野球経験者のお父さんも多いと聞きます。
清水「よくグローブの型の相談を受けるのですが、大抵の場合大人と同じ型にしてくださいとお願いされます。でも子どもは握力がないので大人と同じような型で捕球できないんです。子どもには子どもの捕りやすい型があることを知ってほしいですね。もし、型に迷われているなら、実際に店頭で販売員に相談してみてくださいね」。(取材:細川良介/写真:編集部)

次回は「これから軟式野球デビューする小学生向け「バット」の選び方」をお届けします。

野球ギアの達人が教える!シリーズ2019冬

・野球ギアの達人が教える!これから軟式野球デビューする小学生向け「グローブ」の選び方(2/13)
・野球ギアの達人が教える!これから軟式野球デビューする小学生向け「バット」の選び方(2/14)
・野球ギアの達人が教える!これから軟式野球デビューする小学生向け「スパイク」の選び方(2/19)
・野球ギアの達人が教える!これから軟式野球デビューする小学生向けおすすめの「アイテム」(2/21)
・野球ギアの達人が教える!中学で硬式野球を始めるお子さんにおすすめの「グローブ」(2/25)
・野球ギアの達人が教える!中学で硬式野球を始めるお子さんにおすすめの「バット」(2/26)
・野球ギアの達人が教える!中学で硬式野球を始めるお子さんにおすすめの「スパイク」(2/27)
・野球ギアの達人が教える!中学で硬式野球を始めるお子さんにおすすめの「アイテム」(2/28)


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