両氏とも現役時代イチローとプレー
アスレチックス対マリナーズのMLB開幕戦(東京ドーム)で、豪華な始球式が行われた。
打席に立ったのは、アスレチックスOBで歴代1位の1406盗塁を誇るリッキー・ヘンダーソン氏(60)。対するバッテリーとして、ともにマリナーズOBの佐々木主浩氏(51)と城島健司氏(42)が登場した。
佐々木、城島の両氏は、在籍時のユニホーム姿。佐々木氏が見事なストライクを投げ、ヘンダーソン氏のバットが空を切ると、場内から大きな拍手が送られた。
佐々木氏は「(見事なストライクについて)練習していなかったのでどうなるかと思ったが良かった。(日本でのMLB開幕戦について)なかなかアメリカまで行って見られないので、日本で見られるのは良いこと。メジャーの野球はパワーとスピードを見てほしいです」とコメント。
城島氏は「佐々木さんは(始球式のための)練習を本当にしていなかったので、どんな球がきても取るように言われていましたが、ど真ん中にきました。シアトルはメジャーリーグへの挑戦を受け入れてくれたチームですし、街も良いところで、チームメイトも皆、良い人ばかりだったので、良い思い出ばかりです。そういうチームからこうして声をかけてもらって始球式をできたことは、野球人としてとても嬉しいことです。日本のファンも日本人選手がいるシアトル・マリナーズを身近に感じていますし、球場内の熱意を凄く感じました。自分もスタンドから声をかけてもらえて嬉しかったです」とコメントした。