17日のアスレチックス戦では快投も…

　日本ハムの金子弌大投手が23日、ヤクルトとのオープン戦（札幌ドーム）に先発。5回8安打5失点で降板し、1週間後のシーズン初登板に不安を残した。

　初回はテンポよく3者凡退スタートを切ったが、2回は二死から6番・村上に四球を与えると、続く広岡に左中間突破の適時二塁打を浴びた。8番・中村にも二塁強襲の適時打を許し2失点目。3回も二死満塁のピンチを招き、押し出し四球で3点目を失った。

　4回は3者凡退に抑えたが、5回は青木、山田哲、バレンティン、雄平に4連打を浴びさらに2失点。打球が守備シフトの逆をつく不運な場面もあった。

　金子は5回96球を投げ、8安打5失点、3奪三振3四球の内容。すでに3月30日の開幕第2戦・オリックス戦（札幌ドーム）の先発登板は内定済みだが、不安の残る本番前最後の実戦登板となった。