ヤクルト・村上宗隆

◆ 高卒2年目の19歳、侍ジャパンも経験

 ヤクルトは24日、オープン戦ラストゲームとなった日本ハム戦(札幌ドーム)に4-2で勝利。高卒2年目の村上宗隆内野手が、2点を追う8回に逆転3ランを放った。

 村上は「6番・三塁」で先発出場。3打席目までは2三振を含む無安打に倒れたが、0-2で迎えた8回に一死二、三塁の好機で4度目の打席に入り、日本ハムの4番手・藤岡の2球目を、右翼席中段へ運んだ。

 待望の大型正三塁手候補。1年目の昨季は二軍で打率.288、17本塁打、70打点の好成績を残し、一軍デビュー戦では衝撃の初打席初本塁打を記録した。今年の春季キャンプは一軍で完走。3月上旬には野球日本代表・侍ジャパンのメンバーにも選ばれ、オープン戦は14試合の出場で、打率.245、4本塁打、12打点を記録した。

 昨季のヤクルトは、10人が三塁のスタメンに名を連ね、レギュラーを固定できなかった。ロマン溢れる和製大砲。まずは開幕サードの座を実力でつかんだ。

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