満塁弾を放ったホスキンス(左)を迎える新加入のハーパー

○ フィリーズ 10 - 4 ブレーブス ●
<現地時間3月28日 シチズンズバンク・パーク>

 フィリーズは28日(日本時間29日)、本拠地でブレーブスと開幕戦を行い、2ケタ10得点で大勝した。

 オフに大型補強を行ったフィリーズ。1番に前ヤンキースのアンドルー・マカチェン、2番に前マリナーズのジーン・セグラ、3番にFAの目玉で前ナショナルズのブライス・ハーパー、5番には前マーリンズのJ.T.リアルミュートと、上位打線の顔ぶれは大きく変わった。

 その新打線は初回、先頭のマカチェンが、挨拶代わりとなる先頭打者弾をマーク。2点リードの6回には8番・フランコが1号3ランを放ち、6-1とリードを広げた。7回にはセグラのバント安打、ハーパーの敬遠四球などで無死満塁の好機。ここで4番の若き大砲・ホスキンスが1号満塁弾を放ち、2ケタ10得点に乗せた。

 注目のハーパーは3打数無安打だったが、7回に敬遠四球で歩きホスキンスの満弾をお膳立て。マカチェン、セグラ、ホスキンスはそれぞれ2得点を記録した。

 投げては先発のノラが6回1失点で開幕白星。本拠地で昨季の地区王者・ブレーブスを下し、新生・フィリーズを印象付けた。

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