本拠地でのレッドソックス戦に先発したマリナーズの菊池雄星

◆ 初被弾も2回までに4奪三振

 マリナーズの菊池雄星投手が現地時間29日(日本時間30日)、本拠地Tモバイル・パークでのレッドソックス戦に先発登板。2点リードの2回表に、メジャー移籍後初被弾となるソロ本塁打を浴びた。

 菊池は21日、東京ドームでのアスレチックス戦でメジャーデビュー。4回2/3を2失点(自責点1)で勝敗は付かなかった。移籍後2戦目の相手は、昨季の世界一・レッドソックス。菊池にとってはこれが、本拠地&米国デビュー戦となった。

 大歓声のなか1回表のマウンドに上がると、先頭のベニンテンディを空振り三振斬り。続くベッツ、J.D.マルティネスは球威のある真っ直ぐで差し込み、いずれも右飛に退けた。するとその裏、マリナーズは1番・スミスの先頭打者弾で先制。さらに3番・サンタナも左越えソロで続き2-0とした。

 援護を受けた菊池だったが、直後の2回表、先頭の4番・ボガーツに左越えソロを浴びた。これがメジャー初被弾。それでも、後続から3つの三振を奪い、2回で早くも4奪三振とした。マリナーズは2回裏、7番・ナルバエスも右越えソロを放ち3-1。菊池は直後のマウンドを3者凡退に抑え、序盤3回を最少失点で乗り切った。

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