本拠地でのレッドソックス戦に先発したマリナーズの菊池雄星

● マリナーズ 6 - 7 レッドソックス ○
<現地時間3月29日 Tモバイル・パーク>

 マリナーズの菊池雄星投手が29日(日本時間30日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発。強力打線を相手に6回3失点(自責点2)と勝利投手の権利を持って降板したが、マリナーズは逆転負け。菊池のメジャー初勝利は次戦以降に持ち越しとなった。

 菊池は21日、東京ドームでのアスレチックス戦でメジャーデビュー。4回2/3を2失点(自責点1)で勝敗は付かなかった。移籍後2戦目の相手は、昨季の世界一・レッドソックス。菊池にとってはこれが、本拠地&米国デビュー戦となった。

 大歓声のなか1回表のマウンドに上がると、先頭のベニンテンディを空振り三振斬り。続くベッツ、J.D.マルティネスは球威のある真っ直ぐで差し込み、いずれも右飛に退けた。するとその裏、マリナーズは1番・スミスの先頭打者弾で先制。さらに3番・サンタナも左越えソロで続き2-0とした。

 援護を受けた菊池だったが、直後の2回表、先頭の4番・ボガーツに左越えソロを浴びた。これがメジャー初被弾。それでも、後続から3つの三振を奪い、2回で早くも4奪三振とした。マリナーズは2回裏、7番・ナルバエスも右越えソロを放ち3-1。4回にも3番・ヒーリーの適時二塁打などで3点を加えた。

 菊池は3回、4回と2イニング連続で3者凡退。5回も先頭の6番・ディバースを遊ゴロに退けたかと思われたが、遊撃・ベッカムの送球エラーで無死一塁となった。続くトラビスには右前打を許し無死一、三塁。メジャー初勝利へ最大のピンチだったが、8番・ブラッドリーを遊ゴロ併殺に仕留め、1点は返されたものの傷口は広げなかった。続くバスケスを二飛ひ退け、勝利投手の権利をゲット。ベンチへ戻る際にはガッツポーズを見せた。

 続投した6回もテンポよくアウトを重ねたが、二死後、J.D.マルティネスに中越えソロを浴びた。それでも、続くボガーツを5つ目となる三振斬り。6回86球、2被弾を含む4安打3失点(自責点2)無四死球の力投で、防御率は2.53となった。

 マリナーズは6-3の7回から継投策。開幕4連勝へ逃げ切りたいところだったが、2点リードの9回に新守護神・ストリックランドが逆転3ランを浴びた。同時に菊池のメジャー初勝利は消滅。チームの開幕連勝は3で止まった。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む