○ ナショナルズ 9 － 8 フィリーズ ●
＜現地時間4月3日　ナショナルズ・パーク＞

　13年総額3億3000万ドル（約369億円）の破格契約でフィリーズ入りしたブライス・ハーパー外野手が3日（日本時間4日）、古巣・ナショナルズ戦で2安打3四球で全5打席出塁を記録。3安打3打点を記録した前夜に続き、8打席連続出塁をマークした。

　ハーパーは古巣との初対戦となった2日（同3日）の試合で大暴れ。ブーイングを浴びせられる中、第3打席に右翼線への二塁打、第4打席は左前適時打、そして第5打席で豪快な3号2ランを放ち、古巣ファンのブーイングをかき消した。

　この日も初回、一死二塁の好機で申告敬遠され出塁。3回の第2打席も二死無走者の場面で四球を選んだ。5回の第3打席は遊撃の内野安打。7回の第4打席でも中前打を放ち、8回の第5打席はこの日2度目の敬遠で一塁へ歩いた。計5打席を消化し、2打数2安打3四球で全5出塁。これで前夜の第3打席から8打席連続出塁となった。

　ハーパーの活躍もありフィリーズは8点を奪ったが、この日は投手陣が振るわずサヨナラ負け。今季初黒星で開幕からの連勝は4で止まったが、ハーパーはここまで3本塁打含む打率.500、OPS（出塁率＋長打率）は驚愕の1.840と絶好調だ。