今季初勝利ならず
カブスのダルビッシュ有投手が現地時間4日(日本時間5日)、敵地でのブレーブス戦に今季2度目の先発登板。自己ワーストとなる7与四球で敗戦投手となった前回登板のリベンジを目指したが、5回を投げ切れずに降板した。
ダルビッシュは初回、二死から3番・フリーマンにストレートの四球を与えるも、4番・アクーニャをサードゴロに打ちとって事なきを得ると、続く2回も走者を許しながら無失点。3回は上位打線を三者凡退に抑えた。
ところが4回、先頭のアクーニャから三振を奪いながら、後続に3連打を許して先取点を与えてしまう。その後、バックの好守もありピンチを切り抜けたが、5回に二塁打と四球で無死一二塁としたところで降板。リリーフ陣も四球を与えて満塁にすると、暴投や適時打などで失点を重ねた。
結局、ダルビッシュが残した2人の走者も戻ってきたことで失点は「3」となり、4回0/3を71球、与四球は敬遠も含めて4つ、被安打は5という内容だった。
カブス打線もブレーブスの先発左腕フリードに6回まで1安打と完ぺきに抑えられ、9回に2本の本塁打などで4点を返したものの届かず、試合は4-9で終了。ダルビッシュは5回途中3失点で今季2敗目を喫した。
▼ ダルビッシュ有
・投球回:4回0/3
・球 数:71球
・奪三振:2個
・与四球:4個
・被安打:5本
・失 点:3点