大和

○ DeNA 5 - 1 巨人 ●
<3回戦・横浜スタジアム>

◆ “8番バッター”が示す存在感

 ベイスターズが4月7日のジャイアンツ戦において、節目の4000勝を上げた。

 メモリアル・デーの主役は、FA移籍2年目の大和。2回二死一・二塁のチャンスに、巨人の先発・畠世周が低めに投じた145キロのストレートを左中間に弾き返した。フェンスまで転々とする間に、二塁走者・ロペス、一塁走者・伊藤光の二者が生還。ツーアウトで次の打者が投手だったこともあり、巨人にとっては手痛い一打となった。

 大和は2回のタイムリーを「自分でランナーを返すつもりで打席に入った」と振り返り、これが今季初打点だった事について「今年得点圏で打ててなかったので良かった」と、安堵の表情。セカンドベース上で2回手を叩き、「一本出た嬉しさから出ちゃいました」とベンチに向かってガッツポーズも披露した。巨人は「すごいチーム。自分にとっては特別」と語る大和が、勢いに乗る巨人相手の勝ち越しを自らのバットで決めた。

◆ ラミレス監督「グッドプレイヤー」

 試合後、ラミレス監督は「(大和の前の強力打線が揃っているため)意外と警戒していないところをうまく突いている」と分析。「セ・リーグでナンバーワンのディフェンス力。パフォーマンスに満足している」と笑顔で評価した。

 昨年は「優勝するための最後のピース」と言われ、ベイスターズにFA移籍してきたものの、開幕の最初にエラーしてしまうなど、自慢の守備も綻びを見せた。途中からスイッチヒッターを止めるなどの決断もあり、打率は.244に終わってしまったが、今年はここまで「.321」と高打率をキープ。華麗な守備にも磨きがかかったように見える。

 環境にも慣れてきた2年目。記念すべき4000勝のヒーローになり、より青いユニホームが板についてきた大和のさらなる活躍に期待したい。

大和

取材・文 = 萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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萩原孝弘

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