ロッテの小島和哉[撮影日=2019年2月11日]

◆ 強力打線相手に2回8失点デビュー

 ロッテのドラフト3位ルーキー・小島和哉が、ファームで再スタートを切った。

 3月29日、レアードの逆転3ランで楽天との開幕戦をモノにしたロッテだったが、翌30日から先発投手陣が試合を作ることができずに4連敗。そんな状況下で、新人の小島にプロ初登板・初先発の機会が回ってきた。

 プロ初先発の相手は、秋山翔吾、源田壮亮、山川穂高、森友哉、中村剛也など、リーグ屈指の攻撃力を誇る西武。強打者が揃う相手に小島は挑んだが、2回を投げて7安打、4四球、8失点とホロ苦いデビューとなり、「オープン戦とレギュラーシーズン、一軍と二軍は全然違う」ことを実感した。

 プロ初登板から数日が経ち、小島は「落ち込みましたけど、課題が明確に見つかって、次に向かってやっていこうという気持ちが強い」、「早い段階で(一軍を)経験できたのは、いい機会をもらったと思います。これを活かして次のチャンスを来たときにしっかり抑えていきたい」と前を向いている。

 今後の目標に関しても、「一軍に行ったときに使えるような組み立てだったり、真っ直ぐの質を追い求めてやっていきたい」と明確だ。

 ロッテはプロ初登板の翌日に一軍登録抹消された小島をはじめ、開幕ローテーションに入った石川歩、ボルシンガー、有吉優樹の4人がすでに一軍登録を抹消されている。ここまでの9試合で6回を投げ切ったのが、6日のソフトバンク戦に登板した二木康太のみと、かなり苦しい先発投手事情。二軍で結果を残し続ければ、再びチャンスは訪れるはずだ。

 また、ロッテはここ数年慢性的な左腕不足にも陥っている。チームとして、“先発”と“左腕”、この2つの課題を克服するためにも、小島の力が必要な時はくるはずだ。その時に備え、今は二軍で牙を研ぎ、再び一軍のマウンドに上がることを目指していく。

取材・文=岩下雄太

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