○ 阪神 12 - 8 DeNA ●
<1回戦・甲子園>
DeNAの連勝は2でストップ。先発のドラフト1位・上茶谷は6回3失点と初勝利の権利を持って降板したが、5点リードの7回以降に9点を失った。
上茶谷は初回をテンポよく3者凡退。2回も簡単に二死を奪ったが、6番・鳥谷、7番・中谷に連打を浴びピンチを招いた。8番・梅野は右飛に打ち取ったと思われたが、右翼・ソトの緩慢な守備で結果2点適時三塁打に。不運な形で先制を許した。
3-2の4回も二死を奪ったあと、四球と安打で一、三塁のピンチ。ここでも9番・ガルシアを打ち取ったかと思われたが、一、二塁間へ飛んだゴロを一塁・ロペスがファンブル。これが適時内野安打となり、3-3の同点に追いつかれた。
それでも5回表、4番・筒香の2点適時打などで4点を勝ち越し。上茶谷は6回97球、8安打3奪三振3失点の内容で後続にあとを託した。7回表には6番・中井の移籍後1号ソロで8-3。リードを5点に広げた。
しかし7回裏、2番手のエスコバーが3失点。8回は4番手のパットンが捕まり1点差に迫られた。なおも二死満塁の大ピンチで、ラミレス監督は抑えの山崎を投入。守護神は5番・福留を右飛に打ち取ったかと思われたが、またしても右翼・ソトが落球。3人の走者が一気に生還し、8-10と逆転されてしまった。
山崎はその後も失点を重ね、梅野にはサイクル安打達成となる適時二塁打を浴びた。結局、8回だけで大量6失点。まさかの大逆転負けで連勝は止まった。