危険球が原因で大乱闘に発展、5人が退場
MLB機構は現地時間9日(日本時間10日)、乱闘で5人が退場した7日(同8日)のパイレーツ対レッズ戦の処分を発表。3人に出場停止と罰金が科せられた。
同戦の乱闘劇は4回に勃発。パイレーツ先発のアーチャーが、前の打席で本塁打を許したレッズの5番・ディートリッチの背後に約150キロの直球を投げ込んだ。この危険投球に激昂したレッズのベル監督は、フィールドへ飛び出し球審に猛抗議。その後、前ドジャースのプイグがアーチャーに向かって突進し、両軍が入り混じる大乱闘に発展した。これにより、レッズはベル監督、プイグら3人、パイレーツは救援のバスケスら2投手に退場処分が命じられた。
これを受け、改めて処分が決定。7日の試合では退場を免れ、6回3失点で移籍後初勝利を手にしていたアーチャーが5試合の出場停止。レッズは乱闘劇の火付け役となったプイグが2試合、ベル監督は1試合の出場停止処分を受けた。なお、異議を申し立てた場合、最終決定が下されるまで処分は保留される。