本拠地でのロイヤルズ戦に先発したヤンキースの田中将大

○ ヤンキース 9 - 2 ロイヤルズ ●
<現地時間4月20日 ヤンキー・スタジアム>

 ヤンキースの田中将大投手が20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に先発登板。7回をソロ被弾による1失点に抑え、開幕戦白星以来となる今季2勝目(1敗)を手にした。

 初回、2つの四球で二死一、二塁としながらも、5番・オハーンを見逃し三振に仕留め無失点スタート。2回はテンポよく3者凡退で終え、3回は先頭打者に一塁線を破られる三塁打を許したが、後続を連続三振と遊ゴロに仕留めゼロを刻んだ。

 2-0の3回裏、ヤンキースの攻撃中に思わぬプレーが発生。一死一、二塁から4番・トーレスが放った左翼後方への大飛球に観客が接触した。三塁塁審は一旦、本塁打の判定を下したものの、ロイヤルズのヨースト監督が抗議。ビデオ判定の末、これが観客の守備妨害となり左飛の判定に覆った。この決定に今度はヤンキースのブーン監督が猛抗議。指揮官は結局、退場を命じられた。二死一、二塁から、5番・フレージャーも一飛に倒れ2-0のまま。球場は不穏な空気に包まれた。

 直後の4回表、田中は先頭打者に四球を与えてしまう。一発が出れば同点の場面で、続くオハーンもフルカウントとしたが、ここで狙い通り遊ゴロ併殺を奪い雄叫びをあげた。その裏、打線が6-0とリードを広げると、5回は危なげなくゼロを並べ勝利投手の権利をゲット。6回に1番・メリーフィールドにソロ被弾を浴びたが、7回は三者凡退で締めお役御免となった。右腕は7回94球、4安打7奪三振3四球の内容。今季最長の7回を最少失点で凌ぎ、防御率は2.76となった。

 3回にトーレスの3ランが取り消されたヤンキース打線だったが、この日は初回に2番・ジャッジの先制5号ソロ、2回は5番・フレージャーの5号ソロ、4回には9番・トークマンの3号3ラン、続くラメーヒューの1号ソロと2者連続弾が飛び出し計4発。田中の快投に打線が14安打9得点と応え2連勝とした。

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ベースボールキング編集部

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