○ ソフトバンク 3x - 0 オリックス ●
<6回戦・ヤフオクドーム>
ソフトバンクがサヨナラ勝ち。0-0の延長10回、7番・明石が試合を決める1号3ランを右翼ポール際へ運んだ。
試合はソフトバンク・大竹、オリックス・山本による投手戦。両投手とも緩急をつけた丁寧な投球が光り、スコアボードにゼロを刻み続けた。
大竹は0-0の9回、一死一、二塁のピンチを招き降板したが、代わった甲斐野が後続をピシャリ。開幕から好救援を続けるドラ1右腕は、これでドラフト制以降の新人プロ野球新記録となる、デビューからの11戦連続無失点とした。
10回表は3番手の森が無失点で凌ぐと、その裏、明石が劇的なサヨナラ3ランを放った。勝利投手は森で1勝目(1敗7セーブ)。大竹は援護なく、またしても初勝利はお預けとなったが、防御率はリーグ2位の0.89となった。
オリックスはソフトバンクを上回る7安打を放つも、8回に無死二塁の好機で代打・鈴木昂が送りバントを失敗するなど、この日も拙攻が目立った。山本は8回無失点の快投も、こちらも援護がないまま降板。10回に明石にサヨナラ弾を浴びた3番手・山崎が今季初黒星(1勝)を喫した。