● 中日 0 - 2 阪神 ○
<6回戦・ナゴヤドーム>
接戦を制した阪神は2カード連続の勝ち越し。先発の青柳が好投し、今季2勝目(2敗)をプロ初完投初完封で飾った。
青柳は立ち上がりから要所を締める投球。4併殺を奪い今季初勝利を手にした前回23日のDeNA戦(横浜)同様、走者を背負っても落ち着いていた。2点リードの8回に一死一、三塁のピンチを招くも、1番・平田を三ゴロ併殺斬り。最終回も無失点で締め、9回129球、5安打6奪三振無失点の快投。防御率は1.89まで良化した。
平成ラスト登板でプロ初完封をマークした右腕は「8回のピンチの前に、矢野監督に『任せたぞ』と言ってもらえた。自信を持って勝負することができました」と笑顔。登板内容については「初回、2回と先頭のフォアボールがあったが、中盤以降はストライク先行で勝負できたのが良かった」と振り返った。
打線は2回、4番・大山の6号ソロで先制。8回は二死から1番・近本、2番・糸原の連打に相手守備のミスが重なり、貴重な2点目を加えた。
中日は2カード連続の負け越しで再び借金1。打線が青柳の前に沈黙し、先発の阿知羅は6回1失点と好投したが今季初黒星を喫した。