○ ダイヤモンドバックス 3 - 2 ヤンキース ●
<現地時間5月1日 チェース・フィールド>
ヤンキースの田中将大投手が1日(日本時間2日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発登板し、4回3失点で3敗目(2勝)を喫した。ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手はピンチで好救援。6試合連続無失点とし、チームの勝利に貢献した。
田中は初回を無失点で終えるも、2回は先頭からの3連打を浴び先制されると、なおも一死二、三塁から、暴投の間に2点目を失った。3回はテンポよく3者凡退で終えたが、4回は先頭の6番・マルテにソロ被弾。3点目を失った。
この試合は敵地でのインターリーグ(交流戦)のため、田中は9番打者として打席にも入った。3回の第1打席は三ゴロに倒れ、0-3の5回は二死一、三塁の好機で2度目の打順。ここで代打・フォードを送られ降板となった。
田中は4回74球、5安打6奪三振3失点の内容。防御率は3.92へ悪化し、6回途中6失点だった前回登板のエンゼルス戦に続き、自身2連敗となった。
平野は3-1の6回、先発・ケリーのあとを受け、一死二塁のピンチで登板。最初に対峙した5番・トークマンを外角低めの直球で見逃し三振に仕留めると、続くウルシェラはスプリットで遊飛。見事な火消しを披露した。平野はこれで6試合連続の無失点。チームの勝利に貢献し、防御率は3.97へ良化した。