カージナルス戦に先発するも5回途中で降板するダルビッシュ

○ カブス 6 - 5 カージナルス ●
<現地時間5月4日 リグリー・フィールド>

 カブスのダルビッシュ有投手が4日(日本時間5日)、本拠地でのカージナルス戦に先発したが、5回途中5失点で降板した。それでもカブスは6連勝。ダルビッシュのあとを受けた6投手が無失点リレーで勝利を呼び込み、同地区首位のカージナルスに0.5差に詰め寄った。

 1回表は1四球を出しながらも、無失点で切り抜けた右腕。しかし、1点を先制してもらった直後の2回表、先頭の5番・マルティネスに同点となる左越えソロを浴びた。3回は相手先発の9番・ワカ、続く1番・カーペンターに連続二塁打を打たれ2失点目。あっさりと逆転されてしまった。

 1-2の4回も先頭の5番・マルティネスに不運な二塁打を許すと、一死後、連続四球を与え満塁のピンチ。再び9番・ワカに左前適時打を浴び2者の生還を許すと、続くカーペンターにも右前適時打を浴び5点目を失った。

 4回裏に女房役の8番・デービスが満塁弾を放ち、5-5となった5回表も続投した。しかし、先頭から2者連続四球を与えてしまい、ブーイングを浴びながら降板。4回0/3、6安打5四球5失点の乱調で、防御率は5.79に悪化した。

 ダルビッシュは5回持たず降板したが、続く無死一、二塁のピンチを2番手・ウェブスター、3番手・ライアンが無失点で凌いだ。その後も、カブス救援陣は無失点リレーを継続。8回に4番・バエスの11号ソロで勝ち越し点を奪い、6番手のキンツラーが初勝利、7番手のストロップは4セーブ目をマークした。

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