中日・柳裕也

● 阪神 1 - 5 中日 ○
<8回戦・甲子園>

 中日は連敗を2でストップ。先発の柳が8回無失点12奪三振の快投で3勝目(1敗)、打っては絶好調の5番・高橋が、先制打を含む3打点をマークした。

 中日は初回、阪神先発・メッセンジャーから一死一、二塁の好機を作ると、4番・ビシエドは空振り三振に倒れたものの、続く高橋が先制の2点適時打を右中間へ放った。6番・阿部も右前適時打で続き3点目。8回は一死三塁からビシエドは三振に倒れたものの、またも続く高橋が4点目となる適時打を左前へ弾き返した。絶好調の高橋は、これで5試合連続打点。9回には7番・福田に5号ソロが飛び出しダメ押しとなる5点目を奪った。

 投げては先発・柳が快投。3回から4回にかけ6者連続三振をマークするなど奪三振ショーを展開した。6回は二死二塁のピンチを背負ったが、ここでも5番・福留を内角直球で空振り三振斬り。最後まで球威は衰えず、8回128球、5安打12奪三振無失点の快投で、チームを連敗ストップへ導いた。

 阪神は柳の前に打線が沈黙。9回に2番手・ロドリゲスから1点を返したが、完封負けを回避するのがやっとだった。先発のメッセンジャーは5回3失点で3敗目(2勝)。チームの連勝は2で止まった。

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