西武ライオンズの親会社である西武ホールディングスが14日、「2019年3月期 決算短信[日本基準](連結)」を発表。営業利益は、前年同期比14.1%増の733億円で過去最高を更新。売上高にあたる営業収益も前年同期比6.7%増の5659億円で7期連続での増収となった。

 なかでも埼玉西武ライオンズが10年ぶりにパ・リーグ優勝を果たし、観客動員数が過去最多の176万3174人(実数発表した2005年以降)を達成。それに伴う収益、利益が寄与したことも要因の1つと同社は分析している。観客動員数は昨シーズンを約9万人上回り、 “完売試合”も8試合増の26試合に達した。

 観客動員数に比例して、野球開催日(クライマックス・シリーズ除く)での西武球場前駅の降車人員も前年から10万人増(12.2%増)になったという。

 チームが所沢に本拠地を構えて40周年を迎えた昨シーズンは、球団史上初となる東京ドームでの主催試合の開催や小学生以下の来場者全員にライオンズオリジナル「キッズグローブ」の配布、来場した女性に「レディースユニフォーム」を配布するなど、ファンのニーズに沿った企画も数多く実施し、ファンクラブの会員数も初めて10万人を突破した。

 2020年3月期の業績予想も併せて発表されたが、今年6月に「メットライフドームエリアの改修計画」の一環として進めている選手寮、室内練習場、グッズショップが完成する予定で、今後も2021年春の竣工に向けて改修工事がさらに進んでいく。これによりファンの期待感もより一層大きくなることが予想され、西武ライオンズが西武ホールディングスの業績を後押ししていくことが見込まれる。

 あとは、ここまでは苦しい戦いを強いられているライオンズが、シーズン中盤から終盤にかけて上位争いを演じることができるのか。課題となっている投手陣を立て直し、上位争いに加わることができれば、昨季同様の盛り上がりを醸成することができるはずだ。

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