● オリックス 3 - 9 西武 ○
<9回戦・京セラD大阪>
西武のドラフト1位・松本航投手(22)が、5回2失点の好投でプロ初勝利を挙げた。
3月下旬に肺炎を患い、出遅れていたドラ1右腕。立ち上がりの初回をテンポ良く3人で片付けると、2回は一死一、二塁のピンチを招いたが無失点で切り抜けた。打線の援護を得た3回以降は2イニング連続の3者凡退。3点リードの5回、適時打と犠飛で2点を失ったが、なおも二死一、二塁のピンチを凌ぎ勝利投手の権利をつかんだ。
打線も効果的に援護。3-2の7回は、女房役の5番・森が6号満塁弾を放ち7-2とリードを広げた。8回にも2番・外崎が7号2ランを放ち9点目。1番・秋山は4安打で2得点をマークした。
西武は9回、4番手の南川が1点を返されたが、リードを守り2カード連続の勝ち越し。松本航のルーキーイヤーでのプロ初登板初先発初勝利は、球団では1999年の松坂大輔(現・中日)以来、20年ぶりの快挙となった。