○ 広島 3 - 2 中日 ●
<10回戦・三次>
接戦を制した広島は今季2度目の8連勝。DeNA戦が雨天中止となった巨人と入れ替わり、リーグ単独首位に浮上した。
広島打線は前回対戦で完封負けを喫した大野雄にこの日も苦戦。それでも0-0の5回、6番・会沢、7番・安部、8番・田中広の3連打で無死満塁の好機を作ると、二死後、2番・菊池涼が粘ったあとの9球目を左前へ運び、これが先制となる2点適時打となった。
8回は5番・西川のバント安打などで無死満塁とし、一死後、代打・松山が押し出し四球を選び3点目。貴重な追加点を加えた。
先発の野村は2回、一死一、二塁のピンチを無失点で凌ぐと、3回以降はパーフェクト投球。2回途中から17人連続アウトをマークし、7回91球、3安打無四死球無失点の快投で3勝目(2敗)を手にした。3点リードの9回、中崎が2点を返されるも何とか逃げ切り勝ち。守護神は5セーブ目(2勝2敗)をマークした。
中日は9回、2番・福田の7号ソロなどで2点を返すも反撃及ばず。先発の大野雄は7回2失点と力投したが、打線の援護なく3敗目(3勝)を喫した。