2016年のドラフト会議で、外れ1位ながら5球団競合の末ロッテが交渉権を獲得し入団した佐々木千隼。プロ1年目の17年は4勝をマークしたが、プロ2年目の18年は一軍登板なし。同年7月には『右ひじ関節鏡視下遊離体除去術』を行った。
手術後はロッテ浦和球場を中心にリハビリトレーニングを続け、4月3日のヤクルトとの二軍戦で実戦復帰。5月12日のヤクルトとの二軍戦では、手術後最長となる5回、60球、3安打、5奪三振、0四球、無失点に抑えた。5月21日終了時点で二軍戦に5試合に登板して、1勝1敗、防御率4.85という成績を残す。
12日に行われたヤクルトとの二軍戦では、吉田大成、藤井亮太、大村孟、奥村展征といった左打者に対し、インコース、外角に素晴らしいストレートを投げ込んでいるように見えたが、本人は「何球かいいボールはありましたが、どうだろう」と首をかしげ、「それが一軍のバッターだったら、どうなのかなというのはありますし…」と厳しい自己評価。
さらに佐々木は「前々回よりかは投げミスが少ないかなと思いますけど、たまたま見逃しになっただけであって、弱いボールも何球かあったし、甘いボールもあった。動画を見直したときに確率を上げないとダメだなとすごく思いますし、それが一軍と考えたらダメだなと思います」と全く満足していない。
佐々木は“投げミス”を少なくするために、「自分が思ったように投げられる確率を増やしたい」と話し、普段の練習から“投げミス”を少なくなることを意識して取り組んでいる。
自身に対し厳しい言葉を並べた佐々木だが、「5回を投げたのも1年ぶりくらいだったので、そこは良かったかなと思います」と振り返った。
前回は術後最長となる5回を投げるなど、着実に階段を上っている佐々木。マリーンズファンは、佐々木が一軍の舞台に戻ってくることを楽しみにしている。課題点に挙げた“投げミス”を減らすことができれば、一軍復帰への道が見えてくるはずだ。
▼ 佐々木の今季ファーム登板成績
4月3日vsヤクルト
1回 1被安打 0奪三振 0与四死球 0失点
4月13日vs日本ハム
1回2/3 2被安打 1奪三振 4与四死球 4失点
4月21日vs西武
2回1/3 4被安打 2奪三振 1与四死球 3失点
5月5日vs巨人
3回 2被安打 4奪三振 0与四死球 1失点
5月12日vsヤクルト
5回 3被安打 5奪三振 0与四死球 0失点
取材・文=岩下雄太
手術後はロッテ浦和球場を中心にリハビリトレーニングを続け、4月3日のヤクルトとの二軍戦で実戦復帰。5月12日のヤクルトとの二軍戦では、手術後最長となる5回、60球、3安打、5奪三振、0四球、無失点に抑えた。5月21日終了時点で二軍戦に5試合に登板して、1勝1敗、防御率4.85という成績を残す。
12日に行われたヤクルトとの二軍戦では、吉田大成、藤井亮太、大村孟、奥村展征といった左打者に対し、インコース、外角に素晴らしいストレートを投げ込んでいるように見えたが、本人は「何球かいいボールはありましたが、どうだろう」と首をかしげ、「それが一軍のバッターだったら、どうなのかなというのはありますし…」と厳しい自己評価。
さらに佐々木は「前々回よりかは投げミスが少ないかなと思いますけど、たまたま見逃しになっただけであって、弱いボールも何球かあったし、甘いボールもあった。動画を見直したときに確率を上げないとダメだなとすごく思いますし、それが一軍と考えたらダメだなと思います」と全く満足していない。
佐々木は“投げミス”を少なくするために、「自分が思ったように投げられる確率を増やしたい」と話し、普段の練習から“投げミス”を少なくなることを意識して取り組んでいる。
自身に対し厳しい言葉を並べた佐々木だが、「5回を投げたのも1年ぶりくらいだったので、そこは良かったかなと思います」と振り返った。
前回は術後最長となる5回を投げるなど、着実に階段を上っている佐々木。マリーンズファンは、佐々木が一軍の舞台に戻ってくることを楽しみにしている。課題点に挙げた“投げミス”を減らすことができれば、一軍復帰への道が見えてくるはずだ。
▼ 佐々木の今季ファーム登板成績
4月3日vsヤクルト
1回 1被安打 0奪三振 0与四死球 0失点
4月13日vs日本ハム
1回2/3 2被安打 1奪三振 4与四死球 4失点
4月21日vs西武
2回1/3 4被安打 2奪三振 1与四死球 3失点
5月5日vs巨人
3回 2被安打 4奪三振 0与四死球 1失点
5月12日vsヤクルト
5回 3被安打 5奪三振 0与四死球 0失点
取材・文=岩下雄太