敵地でのオリオールズ戦に先発したヤンキースの田中将大

● オリオールズ 5 - 6 ヤンキース ○
<現地時間5月23日 オリオールパーク>

 ヤンキースの田中将大投手が23日(日本時間24日)、敵地でオリオールズ戦に先発登板。6回1失点の好投で勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれ4勝目とはならなかった。それでもヤンキースは1点差で勝利。5連勝で貯金を今季最多の15とした。

 田中は初回を無失点スタート。しかし0-0の2回、前回登板に続き、打球が直撃するアクシデントに見舞われた。無死二塁から、6番・ルイーズが放った約165キロのライナーが、グラブをかすめて左胸付近を直撃。田中はすぐさま跳ね返ったボールを拾い、一塁へ送球したが、これが悪送球となり無死二、三塁とピンチを広げた。

 すぐさまトレーナーらが駆け寄ってきたが、大事には至らず続投。一死満塁後、併殺崩れの間に先制されたが、大ピンチを最少失点で切り抜けた。

 3回は二死から三塁打を許したが、最後は5番・ヌネスを空振り三振斬り。4回以降は安定感抜群の内容で快調にゼロを並べた。すると1-1の6回表、味方打線が2点を勝ち越し。田中はその裏を3者凡退で締め、6回95球、5安打5奪三振1失点の快投で、勝利投手の権利を持ち救援陣にあとを託した。

 しかし4点リードの8回裏、2番手のホルダーが1点を返され降板すると、続くピンチで登板したカンリーが痛恨の同点3ランを浴びた。田中の4勝目は消滅。それでもヤンキースは9回表、2番・ヒックスが押し出し四球を選び、決勝点を奪った。

 勝利投手は同点被弾のカンリー。田中はまたしても白星を得られなかったが、4試合連続のクオリティ・スタート(6回以上。自責点3以下)をマークし、防御率は2点台(2.94)に突入した。

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ベースボールキング編集部

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