打者10人に対して1四球の無安打投球
阪神の藤浪晋太郎投手が30日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)に先発し、セットポジションからの投球で3回を無安打無失点に抑えた。
5月18日のウエスタン・リーグ広島戦(1回無失点)以来の先発となった藤浪は初回、1~8番まで左打者を並べたオリックスの先頭打者・佐野を一球でショートゴロに打ちとると、続く宜保からはタイミングを外して空振り三振、3番・西野はフルカウントから中飛に打ち取り、三者凡退の立ち上がりを見せた。
2回は、4番のT-岡田に147キロのストレートをセンターのフェンス際まで運ばれるも中飛に仕留め、5番の宗は3球三振。6番の根本にはフルカウントから投じたボールが大きく抜けて四球となったが、続く岡崎をサードゴロに打ちとった。
そして3回は、スタメン唯一の右打者だった広沢の打席でボールが抜ける場面があり、佐野の打席ではボール先行となったが、いずれも凡打に打ちとった。結局、3イニングを投げて打者10人に対し、36球、奪三振2、被安打0、与四球1、無失点という結果だった。
▼ 藤浪晋太郎・投球内容
<1回>
佐野 遊ゴロ
宜保 空三振
西野 中飛
<2回>
T-岡田 中飛
宗 空三振
根 本 四球
岡 崎 三ゴロ
<3回>
稲富 左飛
広沢 遊ゴロ
佐野 左飛