◆ 初回から4イニング連続で先頭打者の出塁許す
マリナーズの菊池雄星投手が現地時間30日(日本時間31日)、本拠地でのエンゼルス戦に先発登板。初回から失点を重ね4回途中6失点で降板し、ベンチスタートだったエンゼルス・大谷翔平選手とのメジャーで初の「花巻東対決」は、次戦以降へお預けとなった。
初回、先頭のフレッチャー、続くトラウトに連続四球を与えると、無死一、二塁から3番・プホルスに左前適時打を許した。後続は抑え初回を最少失点で終えたが、2回は先頭の7番・カルフーンに甘くなった直球を右翼席へ運ばれた。さらに一死一、三塁のピンチを招くと、トラウトに右前適時打を浴び3失点目。続くプホルスは遊ゴロ併殺に仕留めたが、この回も2点を失った。
3回は無死一塁からの併殺でピンチの芽を摘んだが、二死から6番・プエロに右越えソロを浴びた。4回も先頭の8番・ガルノーに右前打を許したあと、一死一、二塁から、トラウトに三塁線突破の2点適時二塁打を浴びた。
0-6となり、なおも一死二塁の場面で菊池は降板。3回1/3で73球、10安打2四球で三振はなく、計6点を失った。菊池は25日(同26日)のアスレチックス戦でも3回1/3で降板し10安打5失点KO。2戦連続の炎上で防御率は4.43となった。
試合はそのまま、エンゼルスが9-3で快勝。菊池は今季3敗目(3勝)を喫し、ベンチスタートの大谷は最後まで出番はなかった。