○ カージナルス 2x - 1 カブス ●
<現地時間5月31日 ブッシュ・スタジアム>
カブスのダルビッシュ有投手が5月31日(日本時間6月1日)、敵地でのカージナルス戦に先発登板。投げては6回1失点の好投、打っても同点犠飛を放つなど投打で活躍したが、同点の場面で降板したため勝敗は付かなかった。
ダルビッシュは初回、先頭からの2者連続四球や暴投などで一死一、三塁のピンチを招き、4番・オズナに先制となる右犠飛を許した。制球に苦しみ1点を失ったものの、直後の2回表の打席で、元巨人で2014年にはレンジャーズで同僚だったカージナルスの先発・マイコラスと対峙。一死三塁の好機で同点となる左犠飛を放った。
ダルビッシュの打点は、レンジャーズ時代にソロ本塁打を放った2016年以来3シーズンぶり。これに気を良くしたのか、2回、3回のマウントは、2イニング連続3者凡退で終えた。
4回は先頭を出したものの、一死から併殺を奪い結果3人斬り。5回は2四死球などで一死一、二塁としたが、最後は連続三振でピンチを脱した。
6回も危なげなくゼロを刻んだが、1-1の同点で迎えた7回表、二死三塁の好機で代打を送られ降板。結局、カブスは勝ち越し点を奪えず、ダルビッシュは勝利投手の権利を得られなかった。それでも、6回93球、3安打6奪三振、4四死球1失点の好投。防御率は5.02となった。
カージナルス先発・マイコラスも7回6安打1失点の好投したが、5勝目の権利を得られず降板。試合は1-1のまま延長戦に突入し、10回裏にカージナルスがサヨナラ勝ち。両先発の好投もあり、ロースコアの試合となった。