◆ 1回途中から10人連続アウトも…
ヤンキースの田中将大投手が現地時間4日(日本時間5日)、敵地でのブルージェイズ戦に先発登板。2点リードの5回に一挙4点を失い、6回4失点で4勝目の権利を持たず降板した。
初回、安打と四球などで一死一、三塁のピンチを招くも、4番・テレスを投ゴロ併殺に仕留め無失点スタート。2回、3回はテンポ良く2イニング連続3者凡退で終えると、直後の4回表、ヤンキースは6番・フレージャーの11号2ランで先制した。
4回も3者凡退で10人連続アウトとした田中だったが、2点リードの5回、先頭の5番・グリチェクに甘く入ったスライダーを左中間席へ運ばれた。なおも四球と盗塁で無死二塁のピンチを招くと、8番・ガルビスにもフルカウントからのスライダーを捉えられ、これが右中間席へ飛び込む逆転2ランとなった。
さらに、二死から1番・ソガードに右翼線へ二塁打を許すと、続くゲレロJr.には左前適時打を浴び4失点目。この回だけで2被弾を含む4長短打を集中され、試合をひっくり返された。
6回も安打と死球で二死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は前の打席に逆転弾を浴びたガルビスをニゴロ。5点目は許さなかった。
田中は7回のマウンドには上がらず、2-4の2点ビハインドで救援陣にバトンタッチ。6回85球、6安打2奪三振3四死球4失点の内容で、防御率は3.42となった。