敵地でのドジャース戦に先発したカブスのダルビッシュ有

● ドジャース 1 - 2 カブス ○
<現地時間6月15日 ドジャー・スタジアム>

 カブスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)、敵地でのドジャース戦に先発登板。古巣相手に7回2安打1失点、10奪三振の快投を披露したが、援護なく勝利投手の権利を持たず降板。それでもチームは、1点を追う9回に3番・リゾの19号2ランで逆転勝ちした。

 ダルビッシュにとってドジャースは、2017年に半シーズン在籍した古巣。相手先発はここまで7勝1敗、防御率3.35のビューラーで、試合は両右腕による投手戦になった。

 この日のダルビッシュは制球が安定。2回は一死から5番・マンシーに左前打を許したが、3つのアウトをすべて三振で奪った。3回もテンポ良くアウトを重ねこの試合2度目の3者凡退。しかし0-0の4回、先頭の2番・バードゥーゴに、初球の真っ直ぐを右中間席へ運ばれた。その後も四球と盗塁などで二死三塁のピンチを背負ったが、6番・ビーティをニゴロ。渾身の真っ直ぐでバットをへし折った。

 ダルビッシュは5回以降、3イニング連続3者凡退をマークするも、ドジャース先発・ビューラーも6回まで2安打無失点の快投。我慢の投球が続いた。

 カブスは0-1と1点を追う8回、先頭の8番・ダルビッシュの打順で代打・ボートを起用。そのボートは四球を選んだが、続く9番・ラッセルが痛恨のニゴロ併殺。カブスはこの回も得点できなかった。

 ダルビッシュは7回109球を投げ、2安打10奪三振1四球で1失点。快投で防御率を4.65としたが、またしても今季3勝目は手にできなかった。

 ドジャースは無得点のまま迎えた9回、相手守護神・ジャンセンを攻め、3番・リゾが逆転となる2ランを右翼席へ運んだ。これでダルビッシュの黒星も消滅。右腕は前回登板で球団の記録が残る1908年以降では最長となる先発での8戦連続勝敗つかずという“珍記録”をマークしたが、その記録を9試合に更新した。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む