ニュース 2019.06.19. 13:30

5月の「スカパー!サヨナラ賞」は阪神・高山と楽天・辰己が受賞

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プロ入り後初のサヨナラ打で「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した楽天の辰己涼介

7点差大逆転ゲームに終止符


 プロ野球セ・パ両リーグは19日、5月度の「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手を発表。パ・リーグは楽天の辰己涼介、セ・リーグは阪神・高山俊がともに初受賞を果たした。

 辰己は5月8日(水)に行われたソフトバンク戦の9回、一死満塁の場面でセンターオーバーの適時二塁打を放ち、7点差をひっくり返す大逆転劇を完結させた。

 この試合の楽天は初回からいきなり5点を奪われる苦しい展開。4回表の時点で0-7と敗色濃厚ムードになってもおかしくない状況のなか、4回裏にジャバリ・ブラッシュが2ランを放って反撃の狼煙を挙げると、その後も着実に点を返して5-7で9回へ。

 9回裏はソフトバンクのストッパー・森唯斗が立ちはだかるも、一死からの4連打で1点を返してなおも満塁。ここで打席に入ったルーキーがカウント1-1からの3球目を弾き返すと、打球はワンバウンドでフェンスオーバー。エンタイトルツーベースとなって二者の生還が認められ、8-7で楽天が劇的な大逆転勝利を掴んだ。


▼ 辰己涼介・コメント

今回、このような賞を受賞でき大変うれしく思っています。
改めて(自分まで打順を)回して頂いた先輩方に感謝して、
またこれから頑張っていきたいなと思います。

7点差があるにも関わらず、応援頂いたファンの方に
逆転を見せることが出来たのは本当に良かったなと思っています。

これに満足することなく、
楽天が勝利するところや自分がチームに貢献するところを
ファンの皆さんや、スカパー!でご覧の皆さんに
見てもらえるように頑張りますので
応援宜しくお願いします。


初のサヨナラ弾は代打+満塁


 セ・リーグからは、阪神の高山俊が初受賞。5月29日(水)に行われた巨人戦の延長12回に代打サヨナラ満塁弾を放った。

 4-4の同点で迎えた延長12回、最終回の攻撃。一死満塁という絶好のチャンスに代打で登場した高山は、巨人8番手の池田駿のボールをひと振り。打った瞬間はポールの左か、右か際どいところだったが、数秒後には確信に変わって球場からは大歓声があがった。

 高山にとって2016年5月以来で3年ぶりのサヨナラ打は、自身にとって初のサヨナラ本塁打。それも代打で満塁というおまけ付きだった。


▼ 高山俊・コメント

この度は5月度の「スカパー! サヨナラ賞」を受賞でき、大変嬉しく思います。
僕が打ったホームランは延長12回だったのですが、
最後まで応援頂いたファンの皆さんのおかげで打つことが出来たと思います。

今シーズンの目標として細かい数字は無いですが、
1試合1試合、出場する機会があれば
その日その日いい結果を出せればいいかなと思っています。

これからも頑張っていきますので、
引き続き高山俊、そして阪神タイガースの応援を宜しくお願いします!





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