セ首位もリリーフ陣に不安残す巨人
巨人22日、前ダイヤモンドバックス傘下3A所属のルビー・デラロサ投手(30)と、選手契約を結んだと発表した。
ドミニカ共和国出身のデラロサは、2007年にドジャースでメジャーデビュー。ダイヤモンドバックスに所属した15年には、先発として14勝(9敗)を挙げた実績を持つ。17年8月に右肘のじん帯再建手術を受け、18年はリハビリのため全休。今季はダイヤモンドバックス傘下3Aでリリーフとして18試合に登板し、2勝1セーブ、防御率2.49の成績だった。
デラロサは球団を通じ、「このような新しい機会をいただき、私も家族も、とてもうれしく思っています。読売巨人軍という数々の栄光の歴史を持つ名高いチームに入団できるのは大きな名誉と感じています。あらゆる努力を惜しまず、チームのよき一員となり、どんな形であってもチームに貢献し、優勝のために持てる力を尽くします。これは、自分の野球人生において最もエキサイティングな挑戦で、チームと、素晴らしいファンの皆さんのため、日本文化にも親しんでいくつもりです」とコメントした。
登録名は「デラロサ」で背番号は「97」。巨人はリーグ首位を走っているものの、救援陣に不安を残す。5年ぶりのリーグ制覇へ、新助っ人右腕がブルペン再建の切り札になるか注目される。