ドラフト2位・中山翔太がお膳立て!
ヤクルトのドラフト8位・吉田大成内野手(明治安田生命)が24日、オリックスとの交流戦(神宮)でプロ初安打初打点をマークした。
吉田はこの日プロ初昇格を果たし、「7番・三塁」で一軍デビュー。一死二、三塁の好機だった2回に初打席を迎え、オリックス先発・竹安から四球を選び出塁した。4回の第2打席は中堅後方への大飛球を放つも、これはオリックスの中堅・後藤に好捕された。
それでも0-6と劣勢の7回、ヤクルトは同じくドラフト2位の5番・中山が、右中間突破の二塁打を放ちチャンスメイク。その後、一死三塁と好機は広がり、吉田が続投した竹安から、三遊間を痛烈に破る適時打を放った。
9回の第4打席も四球で出塁し、初スタメンで2打数1安打1打点、2つの四球を選び計3出塁。2-6で敗れた試合でしっかり持ち味を発揮した。
昨秋のドラフトで、支配下選手では最後となる83番目の指名。“平成最後の支配下指名選手”との肩書きが付いた。キャンプ中から「社会人出身で時間もないですし、引き続き結果にこだわって、アピールしていくだけです」とギラついた吉田。この調子で低迷するチームの起爆剤になってほしいところだ。