● 楽天 0 － 2 広島 ○
＜3回戦・楽天生命パーク＞

　広島の九里亜蓮が、プロ6年目で初となる完封勝利で3勝目をあげた。

　九里は立ち上がりから凡打の山を築く。2回にウィーラーにレフト前ヒットを許したが、7回まで楽天打線をヒット1本に抑えた。8回に銀次にセンター前に運ばれたが、後続を打ち取り、この回もスコアボードに0を入れる。プロ初完封を目指しマウンドにあがった9回は、辰己にセンター前ヒットも茂木栄五郎を投ゴロ併殺打。最後は島内宏明を左飛に打ち取り試合終了した。

　TBCラジオ制作でニッポン放送でも放送された25日の『楽天－広島戦』で解説を務めた上岡良一氏は九里の投球について「見事でしたね。今日は九里投手、107球投げましたけど、このボールを投げたら打たれるんじゃないかという球が5、6球くらいしかなかったと思います。それ以外は、本当に丁寧に投げていましたよね」と分析した。

（提供：TBC POWERFUL BASEBALL）