後半戦の巻き返しに向けて
オリックスと中日は30日、オリックスの松葉貴大投手(28)と武田健吾外野手(25)、中日の松井雅人捕手(31)と松井佑介外野手(31)による2対2の交換トレードが成立したことを発表。また、オリックスが金銭トレードにより、中日からスティーブン・モヤ外野手(27)を獲得したことも発表された。
貧打に喘ぐオリックスは先日、ドーピング違反のメネセスとの契約を解除し、控え捕手で代打要員でもあった伏見が負傷により離脱。一方の中日は、笠原や小笠原の離脱により、左腕がやや手薄となっており、お互いの思惑が一致した。
オリックスも中日も下位に位置しているが、オリックスは交流戦を2位で終え、3位の西武まで5.5ゲーム差。目下のところ5連勝中の中日は3位まで2.5ゲーム差と、Aクラス入りの可能性をまだまだ残している。今回のトレードを契機に、後半戦の巻き返しを図りたいところだ。
今季/通算成績
▼ 松葉貴大(投手)
5試合:0勝4敗 防御率5.56
120試合:27勝39敗 防御率3.89
▼ 武田健吾(外野手)
6試合:打率.125(8-1)0本 0打点
198試合:打率.247(360-89)3本 28打点
▼ 松井雅人(捕手)
20試合:打率.212(33-7)0本 2打点
393試合:打率.193(831-160)5本 55打点
▼ 松井佑介(外野手)
16試合:打率.219(32-7)0本 2打点
309試合:打率.232(530-123)8本 46打点
▼ S.モヤ(外野手)
7試合:打率.227(22-5)1本 3打点
53試合:打率.287(115-33)4本 19打点