2回にア・リーグの2番手として登板したヤンキースの田中将大

◆ 前半戦30発のベリンジャーを三振斬り!

 ヤンキースの田中将大投手が9日(日本時間10日)、インディアンスの本拠地・プログレッシブフィールドで行われたMLBオールスターゲームに初登板。2番手で1回を1安打1奪三振無失点に抑え、球宴デビューを好投で飾った。

 田中は1回2奪三振無失点と好投したアメリカン・リーグの先発・バーランダー(アストロズ)のあとを受け、0-0の2回に2番手として登板。ボールを受けるのは、ヤンキースでもコンビを組むサンチェスだった。

 先頭の4番・ベリンジャー(ドジャース)にはボール球が先行したが、ファウル2球で2ボール2ストライクとしたあと、最後はスプリットを振らせ空振り三振。続くアレナド(ロッキーズ)は2球で追い込み、1ボール2ストライク後の真っ直ぐを打たせ中飛に仕留めた。

 6番・ベル(パイレーツ)はボテボテのニゴロに仕留めたが、これはチャレンジの末、内野安打に。球宴初安打を許したが、二死一塁からコントレラス(カブス)を投ゴロに仕留め、1回を17球、1安打1奪三振無失点で終えた。

 田中は今回、ストローマン(ブルージェイズ)の負傷辞退に伴い代替での追加選出。球宴メンバーの選出自体は、前半戦だけで12勝(4敗)を挙げ、選手間投票1位の名誉を得たメジャー1年目の2014年以来。だが、5年前は右肘の故障で出場を辞退しており、出場はメジャー6年目で今回が初めてだった。

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