◆ フレッシュオールスターゲーム2019
イースタン 1 - 5 ウエスタン
<7月11日 楽天生命パーク>

 球界のあすを担う若者たちによる『フレッシュオールスターゲーム2019』が楽天生命パーク宮城で行われ、ウエスタン・リーグ選抜が5-1で勝利。MVPには小園海斗(広島)が選ばれた。

 令和最初の球宴はド派手な幕開けだった。初回ウエスタン先頭の小園(広島)が先発・吉田輝(日本ハム)の高めの速球を振り抜くと、ライナー性の打球がライトポール際に飛び込み先頭打者ホームラン。球団では堂林翔太(2010年)以来となる高卒ルーキーの球宴弾でウエスタンが幸先良く先制した。

 先制したウエスタンは2回にも追撃。先頭の6番・根本薫(オリックス)がレフトフェンス直壁の二塁打でチャンスメークすると、小園と同じく高卒入団の9番・林晃汰(広島)が右前適時打。さらに小園も右前打で繋いで、2番・熊谷敬宥(阪神)の左適時打でリードを3点に広げた。

 序盤から試合の主導権を握ったウエスタンは、3点リードで迎えた6回に先発マスクの石橋康太(中日)が左前へ2点タイムリーを放ちさらにリードを拡大。小園、林に続いて高卒ルーキーがバットで結果を残し突き放した。

 一方、反撃したいイースタンは8回までゼロ行進も、5点を追う9回裏に藤原恭大(ロッテ)が盟友・根尾の守る遊撃への内野安打で出塁すると、ここから二塁、三塁へ連続盗塁。3番・山下航汰(巨人)の中犠飛で待望のイースタン初得点のホームを踏んだ。

 しかし最後は4番・中山翔太(ヤクルト)が広島のドラ2ルーキー・島内颯太郎の前に一邪飛に倒れゲームセット。

 立ち上がりからゲームの主導権を握ったウエスタン選抜が2年連続勝利を収めた。

 MVPは1本塁打含む2安打を放った小園海斗(広島)が受賞。優秀選手賞は“地元”仙台育英高出身で2回をパーフェクトに抑えた梅津晃大(中日)、7回を三者連続三振に抑えた中村稔弥(ロッテ)がそれぞれ受賞した。

◆ 直近10年の戦績
2018年:● イースタン 1 - 3 ウエスタン ○
2017年:△ イースタン 0 - 0 ウエスタン △
2016年:○ イースタン 6 - 1 ウエスタン ●
2015年:※中止※
2014年:○ イースタン 7 - 6 ウエスタン ●
2013年:○ イースタン 7 - 1 ウエスタン ●
2012年:● イースタン 0 - 4 ウエスタン ○
2011年:○ イースタン 10 - 0 ウエスタン ●
2010年:● イースタン 3 - 6 ウエスタン ○
2009年:○ イースタン 7 - 0 ウエスタン ●

◆ 直近10年のMVP
2018年:石垣雅海(中日)
2017年:曽根海成(ソフトバンク)
2016年:岡本和真(巨人)
2015年:※中止※
2014年:井上晴哉(ロッテ)
2013年:加藤翔平(ロッテ)
2012年:中谷将大(阪神)
2011年:荒木貴裕(ヤクルト)
2010年:岩崎恭平(中日)
2009年:中田 翔(日本ハム)

この記事を書いたのは

藤田皓己

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