オリックス・山岡=京セラドーム(C)KYODO NEWS IMAGES

○ オリックス 1 - 0 楽天 ●
<17回戦・京セラD大阪>

 オリックスは1安打で勝利。山岡、ディクソンの完封リレーで逃げ切り、楽天・則本昂との投手戦を制した山岡は、8回4安打無失点の快投で7勝目(2敗)を手にした。

 試合は両右腕による痺れる投手戦。オリックスは初回、1番・福田の内野安打などで一死一、三塁の好機を作ると、4番・吉田正の中犠飛で先制した。2回以降は則本昂の前に完全に沈黙。1回途中から19打者連続アウトを喫してしまった。

 それでも山岡が虎の子の1点を死守。2回は安打と二塁・福田の失策で無死一、二塁のピンチを招いたが、8番・堀内のバントを中日からトレード加入した女房役・松井雅が好処理。2-5-3と転送される併殺でピンチを脱した。

 中盤以降は本来の安定感を取り戻し、こちらも4回途中から13打者連続アウトをマーク。1点リードの9回はディクソンが7セーブ目(2勝0敗)で締めた。

 山岡は8回120球、4安打10奪三振無失点の力投で勝利投手。一方、手術から復帰2戦目の則本昂は7回1失点で今季初黒星(1勝)。9三振を奪い許した安打は内野安打のみの1本だったが、打線の援護なく敗戦投手となった。

もっと読む