◆ 実数発表後では最速の40試合目で到達

 西武は19日、同日のオリックス戦において、今シーズンの主催試合の観客動員数が100万人を突破したことを発表。これは、プロ野球の観客動員数が実数発表となった2005年以降、最速となる40試合目での達成となる。

 昨シーズンは、収容人数が4万5000人を超える東京ドームでの開催や首位を走るチーム状況などもあり、前のシーズンよりも3試合早い41試合目で100万人を突破。今シーズンは、東京ドームでの開催がないことやメットライフドームよりも収容人数の少ない地方球場での試合が5試合(昨シーズンは100万人到達までに地方球場は2試合のみ)あったが、昨季よりも1試合早い40試合目で100万人に到達した。

 なお、前半戦終了時点の平均動員数は2005年以降最多の2万5159人で、昨年比104%(昨シーズンは2万4110人)。前半戦終了時点におけるメットライフドームでの1試合平均は2万6549人で、昨年比111%(昨シーズンは2万3911人)となっている。

<40試合内訳>
メットライフドーム 35試合
県営大宮公園野球場  2試合
上毛新聞敷島球場   1試合
沖縄セルラースタジアム那覇 2試合

◆ 05年以降最速の主な要因

 前身の西鉄クリッパース誕生から70年を迎えた今シーズンは、辻󠄀発彦監督のもと、好調な打線を軸に上位争いを続け、17日終了時点で貯金2の3位につけていること。営業面でも、ファンクラブの会員数が過去最速となる公式戦開幕前の3月1日に10万人を突破。さらに、会員数は7月16日時点で11万7000人超となり、過去最高を更新している(昨シーズン最終会員数は約10万4000人)。その他にも、県内の小学生(新1、2年生)約11万人にベースボールキャップを贈呈するなど、ファン創出に向けた継続的な取り組みが拡大につながっているようだ。

 球場でも、本拠地開幕3連戦において、昨シーズンのリーグ優勝を記念したグッズを配布。平日にも関わらず、3試合で7万人以上を集客し、球団創設70周年を記念したサードユニフォームの配布試合ではチケットが完売。ゴールデン・ウィークのホーム6連戦では18万人超を集客した。その他にも、ウーマンフェスタや、改元に合わせた企画、ビール半額デーの増加など、さまざまな施策が観客動員数の増加につながったとみられている。

また、2017年12月から進めているメットライフドームエリアの改修工事の第一弾となる「ライオンズ トレーニングセンター」「若獅子寮」「ライオンズ チームストア フラッグス」「オフィス棟」が、2019年6月に竣工し、7月15日にはチームグッズの大型旗艦店「ライオンズ チームストア フラッグス」がグランドオープン。19日には選手が施設を視察し、充実のラインナップ等に感嘆した。

▼ 辻󠄀発彦監督のコメント
2005年以降、最速での100万人達成は、ひとえにファンの皆さま方のおかげです。
いつも、大きな声援をいただき、本当に感謝しております。昨シーズンの優勝も皆さまの力強い声援があったからこそできたと思っております。
これからシーズン終盤まで厳しい戦いが続くと思いますが、2連覇、そして昨年果たせなかった日本一へ向けて、チーム一丸となって戦っていきます。
これからもメットライフドームにお越しいただき、選手たちに熱い声援を送っていただければ幸いです。

▼ 秋山翔吾キャプテンのコメント
いつも熱いご声援をいただき、ありがとうございます。皆さまの声援は、選手みんなの力になっています。
秋には再びファンの皆さんと一緒に、そして昨シーズン以上の喜びを分かち合えるよう、残りの試合も全力でプレーしていきますので、これからも応援よろしくお願いします。

▼ 100万人達成試合
2008シーズン 51試合目
2009シーズン 49試合目
2010シーズン 46試合目
2011シーズン 46試合目
2012シーズン 48試合目
2013シーズン 47試合目
2014シーズン 49試合目
2015シーズン 47試合目
2016シーズン 46試合目
2017シーズン 44試合目
2018シーズン 41試合目

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ベースボールキング編集部

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