○ 阪神 5 - 2 ヤクルト ●
<14回戦・甲子園>
阪神は後半戦初の連勝。5回に1番・近本が逆転3ランを放ち、7回2失点の先発・西は4勝目(7敗)を挙げた。
阪神は1点を追う5回、二死から8番・北條、9番・西の連打で一、二塁の好機を作ると、前夜サヨナラ犠飛を放った近本が、逆転の7号3ランを右翼席へ運んだ。1点差の8回は先頭の代打・鳥谷が中前打などで二死満塁とし、5番・マルテは四球、6番・高山は死球と、2者連続の押し出しで貴重な2点を加えた。
先発の西は4回、3番・バレンティンに先制となるソロ被弾。2点リードの6回は一塁・マルテの野選で2点目を失ったが、7回4安打2失点と役割を果たした。8回以降はジョンソン、ドリスが無失点リレー。西は3勝目を挙げた5月10日の中日戦(甲子園)以来となる白星を手にし、ドリスは19セーブ目(4勝3敗)をマークした。
ヤクルトはバレンティンの17号ソロで先制するも、5回に先発の山中が逆転3ランを浴び2敗目(0勝)。8回は4番手の五十嵐が連続となる押し出し四死球を与えてしまい、これで阪神戦は引き分けを挟み6連敗となった。