● エンゼルス 1 - 9 タイガース ○
<現地時間7月31日 エンゼル・スタジアム>
メジャー最低勝率のタイガースが敵地で大勝。このカードを2勝1敗で終え、5月末のオリオールズ戦(2勝1敗)以来、実に17カードぶりとなるカード勝ち越しを決めた。対するエンゼルスは本拠地で大敗。7戦ぶりのベンチスタートだった大谷翔平選手は最後まで出番がなかった。
試合は序盤からタイガースペース。3回に8番・ロジャースのメジャー初アーチとなる1号ソロで先制すると、さらに3番・グッドラムの右前適時打で2点目を奪った。その後も5回に中押しの2点、8回にダメ押しの5点と理想的に加点。投げては5回無失点の先発・ノリスが3勝目(8敗)を挙げた。
エンゼルスは先発・スアレスが5回途中4失点で2敗目(2勝)。打線も5安打と沈黙し、得点は2番・トラウトの35号ソロによる1点のみだった。大谷はタイガースの先発が左腕のノリスだったこともあり、7試合ぶりにベンチスタート。そのまま出番はなく敗戦を見届けた。
5年ぶりのポストシーズン進出を目指すエンゼルスだが、前節はア・リーグ東地区最下位のオリオールズに1勝3敗、今節は同中地区最下位のタイガースに1勝2敗と痛恨の2カード連続負け越し。貯金5で下位2チームとの本拠地7連戦を迎えたが、貯金を上積みするどころか2つに減らしてしまった。